No.109 あえて伝えない(1分40秒)
2023年7月13日(木)「まぐまぐ」にて
掲載したコラム(一部修正)です。
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ブログ:経営者のための「営業思考のススメ」
著 者:プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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No.109 あえて伝えない
■諺が生まれる瞬間
ある国会議員が、
フランスでの研修中に
SNSに投稿した画像が
「研修ではなく旅行ではないか」と
誤解を招く騒動がありました。
フランス政府の子育て施策を視察する研修は、
少子高齢化が進む日本にとって
非常に意義深いものだったはずです。
しかし、残念ながら発信者の意図とは
真逆のメッセージが受信者に
伝わってしまいました。
「そんなつもりじゃなかった」と
発信者は感じたかもしれませんが、
受信者の反応を十分に想定していれば
誤解を防げたのも事実です。
このケースは、「口は災いのもと」の
現代版とも言えます。
思ったことをすべて口にすることで、
相手を傷つけたり誤解を招く
可能性があります。
同様に、配信内容にも注意が必要です。
これからは「配信は災いのもと」を
意識したいものですね(笑)。
■あの質問の答え方
新聞やテレビで新商品が紹介される際、
必ずと言っていいほど聞かれる質問があります。
それは「ターゲットは誰ですか」という質問です。
多くの経営者は「20~30代の女性」と
年齢層を答えるでしょう。
しかし、もしあなたが40~60代で
ターゲットから外れていたら、
その商品を積極的に購入したいと
思うでしょうか。
経営者としては幅広い層に
購入してほしいと考えているはず。
それにもかかわらず、
「ターゲットは○○歳」と明言することで、
自らチャンスを狭めているのです。
<ターゲットの答え方>
1. あえて年齢・性別を答えない
例えば、ラーメン店なら
「本格的なダシを味わいたい方」、
洋菓子店なら「午後のティータイムを
ゆっくり楽しみたい方」、
自動車販売店なら
「アウトドアを楽しみたい方」と
答えるのはどうでしょうか。
具体的な年齢や性別に触れないことで、
想定するターゲット層を中心に
より多くの顧客層を取り込む
可能性が広がります。
2. あえて幅広い層を歓迎する
「老若男女、どなたでも歓迎します」、
「全ての世代の方々にお越しいただきたいです」と
答えるのも一つの手です。
誰でも歓迎する姿勢が、
多くの人々の心を引き付けるでしょう。
皆さんも「ターゲットは誰ですか」の質問の
準備をしていますか。
その答えが集客につながっていますか。
「口・配信は災いのもと」になっていないか、
今一度見直してみましょう。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。(後藤)
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