No.106 入り口を見ればわかる(1分45秒)
2023年6月22日(木)「まぐまぐ」にて
掲載したコラム(一部修正)です。
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ブログ:経営者のための「営業思考のススメ」
著 者:プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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No.106 入り口を見れば分かる
■ 「止まれ」という命令はほんとに必要?
自動車を運転していると「止まれ」の
標記を相見ることがあります。
交通事故防止のための重要な標記ですが、
ごくまれに運転している人にとっては
「止まれ」と命令されることに
少しの拘束感を覚える人も
いるかもしれません。
最近は、このような「命令言葉」を少なくする
動きがあるのをご存知でしょうか。
たとえば、公共の男子トイレでは
「いつもキレイに使っていただき、
ありがとうございます」や
「もう一歩前へお願いします」など、
別の味のメッセージを見かけます。
これは、利用者の信頼に基づき
感謝を言葉に込めた積極的な
コミュニケーションです。
そして、会社のコミュニケーションや
縁起の形成にも大きなヒントを与えます。
「止まれ」の標記が「止まる」と
簡潔な言い方に変わる日も近いでしょう。
■ 「評価されている」という事実
企業を訪問すると、
入り口に「セールスお断り」の
張り紙を見ることがあります。
企業側の理由もあるでしょうが、
これを見た営業者は「自分は邪魔者なのか」と
さみしい気持ちにながちです(涙)。
企業にとっても、すべての営業者に
対応することは現実的に難しいでしょう。
だからこそ、その張り紙に
積極的なメッセージを加えると
良いのではないでしょうか。
たとえば、次のような表現はいかがでしょうか。
例1
「暑い中、ご苦労様です。
あいにく対応できる者がおりません。
恐れ入りますが名刺などあれば
ポストへ投稿してください」
例2
「ご訪問の方へのお願い。
お手数ですが、下記の連絡先から
予約をお願いします」
例3
「情報提供に感謝します。
○○の内容でしたら、ノックしてください」
優良な企業になればなるほど、
さまざまな営業者の訪問を受けることは
よくあることです。
それはすなわち、
その企業が高い評価を受けている
証拠と言えます。
「お断り」の張り紙を出すことは、
その会社自身の価値を低く
見せてしまうことになりかねません。
せっかく訪問してくれた相手を大切にし、
それをきっかけに企業価値を高める工夫を
してみてはいかがでしょうか。
みなさんの会社の入り口には
何と書いてありますか。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。(後藤)
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