No.97 これも働き方改革(2分30秒)
2023年5月18日(木)「まぐまぐ」にて
掲載したコラム(一部修正)です。
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ブログ:経営者のための「営業思考のススメ」
著 者:プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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No.97 これも働き方改革
■一緒に働く
作業服大手のワークマンは、5月8日に
「サリー」としてユーチューバーとして活動をしている
浜屋理沙さんを社外取締役に内定しました。
浜屋さんは、ワークマンのアウトドアウェアなどを
紹介する動画やブログを発信し、
ワークマン関連の動画は300本以上、
総再生回数は1300万回を超えています。
彼女が紹介してきた内容には、
既存製品の新しい使い方などが含まれ、
それがヒントとなり、ワークマンが改良を加えて
大ヒット製品が生まれたこともあるそうです。
このような成功を受けて、
ワークマンは正式に浜屋さんに
商品開発を担ってもらうため、
社外取締役としてのオファーをしました。
知らないうちに、浜屋さんは
ワークマンの製品を広く
実演販売していたわけです。
さらに、彼女は社員ではないため、
売上を意識せずに商品の
メリット・デメリットの両面を率直に伝え、
視聴者から信頼を得ることが
できたと考えられます。
今後、浜屋さんが自ら携わった
製品を紹介する動画も楽しみです。
出典:2023年5月9日・中日新聞
■会議にご招待
多くの企業は、商品やサービスに関する
顧客の意見を収集するために
アンケートを実施しますが、
顧客が本音を言うことは
ほとんどありません。
そんな中、人口35万人の函館市で
ハンバーガーレストラン「ハッピーピエロ」を
展開する企業は、常連客を会議に招待するという
ユニークな取り組みを行っています。
通常、来店頻度や購入金額に応じた
景品や特別割引を提供することは一般的ですが、
商品開発の会議に招くというのは
斬新なアイデアです。
常連客にとって、この特別な体験は
企業から大切にされているという実感を持ち、
大きな喜びを感じるでしょう。
ファンである彼らは商品やサービスを熟知しており、
まるで会社の審査員のような存在です。
その目の肥えた審査員が、
新たな商品アイデアを持っている
可能性も十分にあります。
贈り物を選ぶのが難しいと
感じることもありますが、
何が欲しいかを直接聞くと
答えは簡単に見つかるものです。
今日も、どこかの会議室で
「どうすれば売上を伸ばせるか」と
話し合っている方がいることでしょう。
顧客を会議に招待して意見を聞いてみると、
意外な打開策が見つかるかもしれませんね。
<顧客を会議に招待する手順>
- 来店頻度や購入金額が多い常連客を把握する
- 常連客との良好な関係を築く
- 会議に招待し、特別感を演出する
- 参加へのお礼と進捗報告を行う
- 新商品発表会へ再度招待する
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。(後藤)
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