No.93 崩してはいけない世界観(2分30秒)
2023年4月20日(木)「まぐまぐ」にて掲載したコラム(一部修正)です。ブログの配信登録はこちらへ
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著 者:プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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No.93 崩してはいけない世界観
新たなご利益
4月5日の朝、善光寺でびんずる様が
盗まれる事件が発生しました。
びんずる様は、古代インドのウダヤ王の家臣で、
お釈迦様の弟子の中でも特に神通力が強く、
病気を治す力を持っていたとされています。
そのため、びんずる様の像を撫でると
除病のご利益があるとされ、
日本各地のお寺に広まっています。
今回の盗難事件は困ったものですが、
幸い無事に戻ってきたため、
ひとまず安心です。
表と裏
善光寺のびんずる様は約300年前から
安置されていましたが、
今回のような盗難は初めてでしょう。
今後、善光寺では防犯強化として
センサーやカメラの設置、
人員配置の見直しを検討しています。
当然、防犯対策は必要ですが、
私は違和感を覚えます。
撫でると病気が治る「なで仏」を
科学の力で守ることに疑問を感じるのです。
これでは、びんずる様の神秘的な世界観が
崩れてしまうのではないでしょうか。
ここでは、表と裏の対応を考えるべきです。
表の対応で世界観を守る
「今まで通り、びんずる様を安置し、
参拝客に撫でていただきます。
びんずる様もそう望んでおられるでしょう。」
と公表します。
これにより、仏と寺の寛容さが伝わり、
参拝客が増えるかもしれません。
裏の対応で防犯を強化する
最新のセンサーやカメラを導入し、
善光寺全体の防犯対策を強化します。
再度の盗難が発生すれば、
対応不足として寺のイメージが
低下する恐れがあります。
表向きには従来通りの姿勢を示しつつ、
裏では万全の防犯対策を講じることで、
神秘的な仏の世界観を守りながら
窃盗を防止します。
皆さんの会社では、防犯対策を
どのように行っていますか?
どのような表と裏の
対応をされていますか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。(後藤)
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2024年08月21日 10:42