No.86 集う場所（2分20秒）
2023年３月2日（木）「まぐまぐ」にて掲載したコラム（一部修正）です。ブログの配信登録はこちらへ
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ブログ：経営者のための「営業思考のススメ」
著 者：プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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目次
■無言でもコミュニケーション
■いつもの休憩場所
■無言でもコミュニケーション
「火を借りてもいいですか」、
「1本いただけますか」は
喫煙所でよく見かける光景です。
しかし、
健康志向、受動喫煙問題、喫煙所の減少などによって
益々、愛煙家は肩身が狭くなる一方です。
そこで、
あえて煙草のメリットのひとつである
「ちょいコミュニケーション」について
お伝えします。
これは煙草を吸う
共通の趣味・嗜好を通じた
仲間意識の醸成と言った方が
正しいかも知れません。
灰皿を囲んだ狭い空間、
少数派の喫煙者、
馴染みの面々、
これだけでも自然と
コミュニケーションが
弾む環境が整っています。
おまけに
コミュニケーションが苦手な方でも
煙草を吸う２～３分だけ
会話をすればいいので
会話が続かないと悩むことは
少ないと思われます。
もし、それでも全く話す事が無ければ
眉間にシワを寄せながら
無言で煙草を味わい、
吸い終わったら
会釈してその場を離れても
何ら失礼ではありません（笑）。
■いつもの休憩場所
時々、公園や神社・コンビニの駐車場などで
休憩をしている営業担当の方々を見かけます。
興味深いのは会社が異なる方々が
休憩していることです。
お互いに面識が無いため
会話はありません。
しかし、煙草があれば
「火を借りてもいいですか」と
会話しやすいでしょう。
もちろん、煙草が無くても構いません。
会社は違えども外回りの疲れを
癒すという共通点があります。
また、外回りの営業は帰社するまで
ある意味、孤独との戦いです。
同じ境遇同士であれば
共感・理解するのに時間は
掛からないでしょう。
「またお会いしましたね」、
「何の営業ですか」、
みたいな感じで
ちょいコミュニケーションをしてみては
如何でしょうか。
え～そんな事出来ない・・・・
と声が聞こえてきそうですが
営業の方がよっぽど大変です。
コミュニケーションの講師をされている
元アナウンサーの方が仰っていました。
「コミュニケーションは先手必勝」であると。
社内外のちょいコミュニケーションから
成果に繋がる切り口が見つかるかも知れません。
喫煙所に限らず皆さんの会社に
「ちょいコミュニケーション」ができる
場所はありますか。
社外に「ちょいコミュニケーション」が
できる場所はありますか。
最後まで読んでいただき、
有難うございました。（後藤）
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2024年06月26日 11:44
