No.84 人事異動を見逃すな（2分50秒）
2023年２月16日（木）「まぐまぐ」にて掲載したコラム（一部修正）です。ブログの配信登録はこちらへ
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ブログ：経営者のための「営業思考のススメ」
著 者：プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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目次
■劇的な変化
■担当者の交代は好機
■劇的な変化
社長の交代は不思議と前向きな
気持ちになるのは私だけでしょうか。
トヨタ自動車の豊田章男社長が退任し、
エンジニア出身の佐藤恒治氏が新社長に就任されます。
交代の理由は、
クルマの会社からモビリティ会社へ
進化するためだそうです。
ちなみにモビリティとは
「動きやすさ」・「可動性」・「移動性」などを意味し、
乗り物など人やモノの移動を意味する用語です。
そして、モビリティ・サービス、モビリティ・マネジメント、
グリーンスロー・モビリティなど
新しいモビリティ分野の新用語が登場していることから、
自動車業界は大きな変革が訪れることが予測されます。
そのため、社員もモビリティ会社に相応しい考え方を理解し、
今までとは異なる製品・サービスを
開発・提供することが求められるでしょう。
自動車会社と取引が全くなかった企業が
自動車と取引を行うチャンスが訪れたと言えます。
少しは前向きな気持ちに
なっていただけたでしょうか。（笑）。
参考：チューリッヒ保険会社ホームページ・モビリティ市場
■担当者の交代は好機
営業担当の方であれば取引先の担当者や責任者が
交代したという経験はあるでしょう。
「折角、築き上げた関係性が無駄になってしまった・・・」と
残念に思われる方もおれるかも知れません。
しかし、そもそも他社の人事異動は不可抗力です。
いくら嘆いたところで元には戻りません（涙）。
やはりここは、担当者や責任者の交代も
社長の交代と同様、前向きに考える方がよさそうです。
もし、今まで取引先と良好な関係性が築けているならば、
更に強固な関係性が築けると考えましょう。
仮に新しい担当者が仕事内容をあまり熟知していなければ、
担当者はあなたを頼りに思ってくれる筈です。
逆に、良好な関係性が築けていない場合は、
契約が結べる好機と考えられます。
もちろん、自動的に契約が結べるほど甘くはありません。
しかし、チャレンジ精神旺盛の新任の担当者であれば、
皆さんが提案する商品やサービスを
前任者と違った視点から評価してくれることはよくある話です。
取引先の人事異動を注視することは
ビジネスを拡大することに繋がる好機ですね。
＜取引先の人事異動を把握する方法＞
あなた：○○部・課は長いのですか。
担当者：まだ異動してきたばかりです。（新規契約のチャンス）
あなた：そ～なんですね。以前はどちらの部・課だったのですか。
担当者：以前は××部に□年いました。（異動サイクルは□年）
みなさんは取引先の
人事異動サイクルを知っていますか。
異動サイクルが分かると
提案のベストタイミングが見えてきます。
最後まで読んでいただき、
有難うございました。（後藤）
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2024年06月05日 10:56
