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No.72　対面でしか掴めない手応え

 2022年11月24日（木）「まぐまぐ」にて掲載したコラム（一部修正）です。
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ブログ：経営者のための「営業思考のススメ」
著　者：プロモート経営事務所・代表
　　　　後藤　靖治/GOTO　Yasuharu
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目次
■直接会う意義
■展示会
 

■直接会う意義
11月15及び16日にインドネシアのバリ島にて
Ｇ20（バリ・サミット）が3年振りに
対面形式で開催されました。

Ｇ20に参加した岸田首相は
「直接対面すると表情や感情など
言葉では表すことができないことが
理解できる（要約）」
と述べています。

そんな中、中国の習近平主席が
カナダのトルドー首相に抗議する一幕がありました。

習近平主席がトルドー首相に
「非公式会談の内容をメディアに話すのはよくない」と
懸念を示したのです。

それに対しトルドー首相は
「我が国では常にオープンである。
お互い異なる判断基準があるが共に協力しましょう」
と返答しました。

その後、習近平主席とトルドー首相は
笑顔で握手してその場を後にしました。

もし、オンライン会議であれば
抗議や反論は間接的にコメントが伝わるので
お互い疑心暗鬼になっていたかもしれません（汗）。
 
■展示会
先日、名古屋市内で異業種交流展示会が
リアル開催されました。

1,000以上の企業・団体のブースが
巨大展示場に集まる大イベントです。

当然ですが出展企業の目的は自社を
アピールし商談に繋げることです。

少しでも自社ブースに立ち寄ってもらいたい一心です。

ひたすら笑顔で声を掛け続ける、お菓子を配る、
キャラクター入りのクリアファイルやメモ帳などの
ノベルティの配布など各社工夫が見られます。

その場で商談が成立するのかと
疑問に思う方もおられるでしょう。

しかし、仮にその場で商談が
成立しなくても大丈夫です。

なぜなら展示会に出展するには
高額な出展料が必要です。

出展すること自体が
営業効果や信頼醸成を
もたらすのです。

営業先で「毎年、国内最大級の
異業種交流展示会に出展してます。」と伝えれば、
それだけで信頼を醸成しやすいことは
容易に想像ができます。

さらには「次回の出展時に当社のブースにお越し下さい」と
日本最大級の展示会に招待することも可能です。

このように年間を通じて使える
営業ツールであると考えると
展示会出展の費用対効果はあるのかも知れません。

ちなみに私であれば
「足のマッサージサービス」を
客寄せに使います。

広い展示会場には休憩スペースは無く
何時間も歩き回ると足が疲れますからね(笑)。
 
規模は異なりますが展示会は
多数開催されています。

営業トークの練習、
企画提案力の腕試しなど
普段では味わえない
営業活動が体験できるのが
展示会です。

また、直接会う対面でしか
感じ取ることができない
貴重な体験の場であることは
間違いありません。

皆さんはブースに立ち寄って
もらうためにどんな工夫をしますか。

最後まで読んでいただき、
有難うございました。（後藤）

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