No.52 来店を促すお得感（2分5秒）
2022年７月７日（木）「まぐまぐ」にて掲載したコラム（一部修正）です。https://www.mag2.com/m/0001694783
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コラム：経営者のための「営業思考のススメ」
著 者：プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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目次
■人を動かす工夫
■特別感の演出
■留意点
■人を動かす工夫
参議院選挙の期日前投票を済ませると
「投票済証」を受け取れるのをご存じでしょうか。
「投票済証」は投票実施を
証明するための紙なのですが
訪れた記念にもらえる
神社仏閣の御朱印、
貯水ダムのダムカードなどを
連想させられます。
昨今、選挙の投票率の低さが
社会問題になっています。
もしかすると、投票するともらえる
オシャレな投票済証があれば
選挙への関心が高まるかも知れません。
選挙区ごとにデザインを変えれば
デザインが話題となりデザイナーの
活躍の場が増えることも考えられます。
また、同選挙区内の飲食店等に
投票済証を提示すれば割引がもらえる
仕組みにすることで
投票率と地域活性化が図られる
一石二鳥にもなるでしょう。
■特別感の演出
店舗などの集客に割引券・
クーポン券がよく使われます。
ネットで検索してみると「誕生日券」を
発行している飲食店の一覧・ランキングが
掲載されています。
誕生日ケーキ・写真撮影・プレゼントなどが
受取れる年に一度の特別感・お得感があるので
誕生日券は集客力向上に有効のようです。
誕生日以外でも優良顧客に対して
「特別ご優待券」と印字された
クーポンを渡すことで誕生日と同じような
特別感を提供できるため
リピート購買が促せると考えられます。
人は特別扱いされると嬉しく感じられます。
誕生日などの個人的な事情と紐付けた
クーポンであれば特別感を
演出することができるのです。
■留意点
割引券・クーポン券は集客に一定の効果を
もたらすのは間違いないでしょう。
しかし、あまりにも割引券を
乱発するのは危険です。
不特定多数の人に価格を割引いてしまうと
顧客は無料券・クーポン券を持っているときしか
購入しなくなるからです。
そのため、割引券・クーポン券の配布には
必ず配布基準を設けることが大切です。
基準の例としては
使用期限の設定、一定上の購買頻度、
購買金額で配布、初回限定割引などです。
基準があれば顧客に特別感を
提供しやすくなります。
また、無理な割引を回避することで
利益も確保できます。
みなさんが割引券・クーポンを配布するのであれば、
どんな特別感を持たせられますか。
最後まで読んでいただき、
有難うございました。（後藤）
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2023年08月16日 19:55
