No.25 神様との約束(1分50秒)
2021年12月30日(木)「まぐまぐ」にて掲載したコラム(一部修正)です。https://www.mag2.com/m/0001694783
------------------------------------------------------
コラム:経営者のための「営業思考のススメ」(2022年4月21日よりタイトル変更)
著 者:プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
♦売上アップに繋がる「営業思考」を鍛える!
♦木曜配信・登録無料・解除自由・さ~と読める
------------------------------------------------------
目次
■神様からのプレッシャー
■単価を上げる仕組み
■神様からのプレッシャー
今年も残すところ僅かとなりました。
既に初詣はどこへ行くのか
決めている方もおられると思います。
正式な作法は異なるかもしれませんが、
初詣では二礼・ニ拍・一礼を行い、
健康長寿・試験合格・商売繁盛など
新年の願いや想いを神様に「お願い」します。
しかし、私は「お願い」しません。
理由は簡単です。
お願いしても願いが叶った経験が無いからです。
あ~なんて屁理屈な奴だとの声が聞こえてきそうですが、
自分の願いを叶えたいと本気で思うからこそお願いをしないのです。
だからこそ私は、「お願い」ではなく「約束」します。
神様に対して、「今年の目標は○○です。××しますので見ていてください。」と、
こんな感じで約束(宣言)します。
恐らく、日本人の9割以上の方は神様が
本当に願いを叶えてくれるとは思っていないでしょう。
神様にお願い事を伝える文化は尊重しますが、
残念ながら願いが叶わないことも現実です。
神様が存在するかどうかは永遠のテーマですが、
神様に約束(宣言)すると何とも言い難いプレッシャーと共に
心地よさを感じるのは私だけではないでしょう。
■単価を上げる仕組み
初詣の楽しみに「おみくじ」があります。
1回100円程なので運試しに、
おみくじを引く方は多いでしょう。
古来おみくじは平安時代、
大原三千院の良源(通称:元三(がんざん)大師)が
お寺の困窮を解決する手段として考案したのが有力な説です。
おみくじを楽しみにしている方に
怒られるかも知れませんが、
見方を代えれば、
神社仏閣が運勢を知りたがる
顧客の心理を上手く利用したビジネスと言えます。
引き当てた運勢が当たっているのか、
当たっていないのかは問題にはならず、
おみくじでクレームが発生することはありません。
初詣のお賽銭は小銭が多いでしょうから
1回100円のおみくじは参拝客一人当たりの単価を
高める優れた商品なのです。
まさに神業です(笑)。
ちなみに、私はおみくじをしません。
なぜなら、おみくじを引いても結果は同じだからです。
大吉では、「今の調子で努力すれば願いは成就する」と言われ、
凶だと「このままではダメもっと努力しろ」と、
何を引き当てても結果は同じ「努力しろ」だからです。
あ~また夢の無いことを言うと思われたでしょうが、
おみくじは神社仏閣の創意工夫から生まれた
ビジネスであることを考えると神様のお告げでは無いのです。
ただし、おみくじを境内の木の枝に結び付ける
情緒的な風習は活かせると思います。
例えば、神様に「約束」した内容を紙に書きだし、
それを木の枝に結びます。
そうすることで、自分と神様との固い約束(契約)の
証になるので神様からのプレッシャーをより感じやすくなり
神様からのプレッシャーが約束を果たそうとする
動機付けになるです。
2022年は神様に何を「約束」しますか。
約束を実行すれば必ず成果となります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。(後藤)
▼コラムの登録はこちらへ
営業思考を鍛える習慣を持っていますか?
https://www.mag2.com/m/0001694783
木曜配信・登録無料・解除自由・さ~と読める
売上アップに繋がる「営業思考」を手に入れましょう!
▼ご意見・ご感想をお待ちしています。
https://promote-kj.com
(問い合わせフォームをご利用ください)
2022年08月10日 10:43