No.20 朝のルーティーン
2021年1１月25日（木）「まぐまぐ」にて掲載したコラム（一部修正）です。https://www.mag2.com/m/0001694783
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コラム：営業思考のススメ（2022年4月21日よりタイトル変更）
著 者：プロモート経営事務所・代表
後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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【目次】
■看板の役割
■看板は会社の顔
■看板は心を表す
■看板の役割
「看板に偽りなし」、
「看板倒れ」、
「看板に傷が付く」など
看板の言葉を含む諺は沢山ありますが、
それだけ看板はビジネスで欠かせない
アイテムと言う事でしょう。
看板にはユニークで会社の個性が
感じられるもが多くあります。
大阪の道頓堀にある
グリコの「グリコサイン」、
かに道楽本店の「巨大カニ」、さらには
アミューズメントビル入口の「くいだおれ太郎」などは
見る人を笑顔にしてくれる大阪らしい看板です。
5代目のグリコサインが完成した際には
大阪市指定形成物に指定されており、
グリコだけでなく大阪の顔としての
役割を果たしています。
■看板は会社の顔
毎度のことで恐縮ですが以前、
私が勤務していた日本マクドナルドでの話です。
英語表記でマクドナルドと書かれた
長さ10メートル程の真っ赤な看板がある
商業ビル1階の店舗での出来事です。
愛知県の全店を統括する
K部長が店舗視察に訪れた際、
K部長から
「外の看板の電球が切れてるよ」
と指摘がありました。
私たち店舗スタッフは
「
あ～やってしまった・・」
と反省しきりです。
マクドナルドでは
マネジャーが出勤して直ぐに行う仕事は
店舗のチェックになっているからです。
しかも、店舗の顔である看板のチェックは
“いの一番”に実施する確認事項です。
名古屋駅に近いこともあり人通りも多く、
真っ赤な看板は遠くからでも目立ちます。
例え、一か所の電球が消えているだけでも
看板のメンテナンス不足によるイメージ低下に
繋がる恐れも少なからず潜んでいます。
最も目立つ看板に不備が有る様では、
店舗の内部がどんな状態なのか
心配になるというものです。
■看板は心を表す
看板の電球切は新しい電球に交換することで
改善できるので特に大きな問題は無いでしょう。
ところが、時々、色が剥げ落ちた
無残な看板を見かけることがあります。
元の看板の色や文字が何であったのか
解読できないくらいの有様です。
古びた看板を見ると、
「そろそろ閉店するのかな」、
「行くの止めよ～かな」
と見る人は否定的な印象を抱きやすくなります。
ただし、全ての看板を否定する訳ではありません。
中には、廃れた看板だからこそ
趣があり価値がある看板もあるからです。
例えば、
年季の入った古びた看板からは
想像しがたい美味しい料理が
食べられる中華の店です。
中華というのは私の先入観ですが、
損傷した看板や油汚れのひどい厨房にも拘らず、
味は最高に美味いと言った体験は
誰もが一度くらいはあるでしょうか。
良い意味で「看板に偽りあり」
を実践する隠れた名店です（笑）。
会社の顔である看板は
経営者の心を表しています。
みなさんは朝、出社したら
看板をチェックする習慣がありますか。
最後まで読んでいただき、有難うございました。
後藤
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2022年05月26日 11:05
