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No.13 メモ書きが未来を変える

2021年10月7日(木)「まぐまぐ」にて掲載したコラムです。
https://www.mag2.com/m/0001694783
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コラム:経営者のためのプロモーションのススメ
 著者:プロモート経営事務所・代表
    後藤 靖治/GOTO Yasuharu
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No.13 メモ書きが未来を変える

目次
■メモは成功の第一歩
■メモの瞬間は急にやってくる
■メモの本質
■メモ文化


■メモは成功の第一歩

2024年を目途に新一万円札の
肖像画に選ばれたのが、
“近代資本主義の父”と呼ばれる
渋沢栄一です。

渋沢栄一は農民の出身でしたが、
その才覚を認められ
15代将軍・徳川慶喜に仕えることになり、
幕府の命によりフランスで最先端の
経済システム・産業・思想・文化などを
学ぶことになります。

帰国後は、民間企業の発展に力を注ぎ
日本初の株式会社である商法会所、
第一国立銀行(現みずほ銀行)の創設をはじめ
500社以上の会社設立に携わっています。

では、なぜ渋沢栄一は
500以上の会社設立など
日本経済の発展に
貢献できたのでしょか?

皆さんはどのように考えますか?

私が考える答えは、

「メモをしたから」です。

渋沢栄一には、
どんなことでも書き留める(メモをする)
習慣があったようです。

現在、放送されている
渋沢栄一を描いたNHK大河ドラマ
「青天を突け」の中でも
渋沢栄一が熱心にメモをする
シーンが描かれています。

折角、フランスで最先端の
知識・情報を学んだとしても、
それらを正確に記憶・理解していなければ
役立てるこは出来ません。

そもそも、
人は直ぐ覚えたことを
忘れてしまいます。

いざ何かを始める時になって
“あれ何だっけ?”
と思い出せない経験のある方は
少なくないでしょう。

渋沢栄一はフランスで学んだ
最先端の経済システムや思想を
メモをしたことで、
帰国後にその知識・経験を
正確に活用・応用できたことは
容易に想像できます。

 
■メモの瞬間は急にやってくる

渋沢栄一がフランスに留学した
1867年頃の筆記具といえば毛筆と墨です。

今と比べるとメモを取るにも
難儀だったと思われます。

現代のビジネスでよく使われる代表的な
筆記具のひとつにボールペンがあります。

先端を押すと先からインクを含んだ
ボール状の金属が飛び出す仕組みは
便利な機能です。

メモ用紙はポケットサイズのメモ帳が
2冊100円くらいで購入できますから、
現代社会はメモし放題と言ったところです。(笑)

では、こんなにもメモが簡単にできる
現代の環境下において一体、
どれほどの人が渋沢栄一のように
「メモ」を習慣化しているでしょうか?

恥ずかしながら私自身も
「メモ」が習慣化したのは
最近になってからのことです。

「メモ」を習慣化するには、
ペンとメモ帳の「メモセット」を
常に身近の所に置くことです。

例えば、自動車の中、カバンの中、
枕元、ランニングに出かけるときなど
常に「メモセット」を持参します。

特にランニングに「メモセット」は必須です。

なぜなら、ランニングによって
心身共にリラックスした状態になると
アイデアが浮かんでくることが
よくあるからです。

アイデアやヒントは突然、
頭に浮かび、
直ぐに消えてしまいます。

その一瞬を逃さず
書き留めるのが「メモ」なのです。
 
 
■メモの本質

「部下がメモを取らないから困ったな~」
と思ったことはあるでしょうか?

しかし、それは無理もありません。

部下(本人)が心からメモを取る
必要性を感じなければ「メモ」をしません。

仮に上司が強制的に
「メモ」をさせたとしえも
「メモ」をすることが
目的になってしまい、
良質なアイデアには繋がりません。

日報もしかりです。

何のために
「メモ」をするのか理解して初めて
「メモ」が生きるのです。

では、営業社員にとって
「メモ」を取る目的は何でしょうか?

それは受注に繋がる
情報を書き留めることに
他なりません。

折角、商談をセッティング
したにも拘らず「相手が喜んでくれた」と
感想を持つだけでは契約は取れません。

しかし、商談内容を「メモ」をすれば、
商談内容を深く掘り下げることが
可能になります。

つまり、
「メモ」によって再度、
商談を「再現」し
内容を鮮明に思い出せるのです。

「相手は肯定的な言葉を言っていたが、表情は硬かった」
「あるデータを示したら前のめりになった」など、
商談中の機微を逃さずに把握できます。

ちょっとした表情・声のトーンなどから
顧客の問題・課題を抽出することが出来れば、
契約に繋がる良質な提案ができるのです。

 
■メモ文化

渋沢栄一の「メモ」は
日本経済を劇的に変えることに
大いに役立ちました。

初めは単なる走り書きであった「メモ」が
将来、会社に大きな利益をもたらすことは
大いにあり得ます。

書き留めた「メモ」を見直してみると、
「メモ」を取った時とは異なった
アイデアが浮かび、問題・課題の
解決策になることもあります。

「メモ」が企業文化として
浸透していればそれだけ
良質なアイデアが
蓄積されていると言えます。

今日あなたは、
会社の未来を変えるために
何を「メモ」しましたか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。後藤

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2022年01月26日 20:22

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